シンガー・ヴォイストレーナー
椎名麻衣先生
神奈川県生まれ。ヴォーカリスト。ミュージカル女優を夢みてオーストラリアに留学。語学や歌・ダンスを学ぶ。帰国後はライブハウスのステージに立つかたわら、ミュージックスクールにて、のべ8000人以上のヴォーカルレッスンを行う。現在はフリー、横浜や赤坂などでヴォーカルトレーナーとして活動中。屋号はNatural born singers**。
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第一回の記事はこちら。
1年前、何度も練習し少しだけ自信のあった福山雅治さんの「桜坂」を歌ったところ、ほぼすべての音程を外すという絶望的な状況に。
マイ先生はどんな言葉をかけてくれるのでしょう。
「キー」ってなんですか?
ここで分かった気でいた「キー」の疑問がわいていきました。
「キー」ってなんだろう。
キーとは
調性のこと。大きく分けて「明るい」メジャー(長調)と「暗い」マイナー(短調)の二つに分類できる。実際にその曲が明るいか暗いかはリズムやメロディにも依るので調性だけではなかなか判断できない。楽譜上ではト音記号やヘ音記号の後に付けられるシャープやフラットの数で指示される(調号、調子記号)。ただし、同じ数の調号でも長調の場合と短調の場合がある(平行調)ので、曲想などで判断しなければならない。ハ長調やイ短調、GメジャーやFマイナー、またはC durやE mollという呼び方で分類される。
調性とは?
音楽の旋律や和声が、ひとつの中心音(主音)のもとに秩序づけられ、統一されているような音組織の体系。
(出展:ヤマハ楽器解体全書)
(*ボードを使って説明中)
2回目まとめ
「キー」のこと、勉強になりました。
カラオケで歌う程度であれば「曲全体の音程」と理解しておけばいいと思います。
キーを下げれば曲全体の音程が下がります。自分の音域の範囲内におさめれば平井堅さんの曲だって・・・そこまでは望んでません。人並にカラオケを楽しめようになればそれでいいんです。
と思ってましたがマイ先生と話すなかで心の中が変わってきました。なんのために人前で歌うのか。少しでも上手に聴こえるように歌うためじゃない、ってことだけはわかってきました。
好きなら、平井堅を歌ってもいいじゃない!ってことですね。
次回は「発声法」について学びます。
3へと続きます。
(日々つむ編集部)
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