加齢ともとに肺の機能は低下。でも、「肺活」をすれば肺を若返らせることができるんですって。肺が若返れば肺活量も増えて声量の上がる=音痴を直すことに一役買ってくれるはず!
情報元は2018年5月7日放送のNHK「ひるまえほっと」。午前11時半放送というエアポケットのような時間帯で見てる人も少ないと思いますのでまとめてみました。
深呼吸は逆
まず深呼吸をやってみてください。
「深呼吸」の漢字の順番通り吐いてから吸うのが医学的には正解。肺の機能が弱っている人は「吐く機能が弱っている」そう。吐けてないのに吸っているから浅い呼吸になってしまうんだとか。
深呼吸は「吐ききる」を重視すべきなんです。吐ききれば、吸うのは自然にまかせるだけでいいそうです。深呼吸の呼をなおざりにしてる人、多そうですね。
これも肺活の一つ。深呼吸は呼を意識しましょう。
肺も老化する
肺は25歳をピークに老化が始まり、加齢とともに肺の機能は右肩下がりに低下していきます。
特に喫煙者は45歳でピーク時の75%にまで低下しまうんだとか。
老化して壊れた肺の組織は二度と復活しません。老化をスピードをゆるやかにするためにも日頃の肺活が大事になってくるんです。
1日1分の呼吸チェック
わたしの呼吸は大丈夫かしら?心配な人向けに1日1分でできる7つの呼吸チェック項目を紹介していました。
1首の筋肉が硬くなっている
2肩が上下する
3息を吸うとき胸が大きく広がらない
4お腹があまり動かない
5背中や腰に違和感がある
6息を長く吐けない
7小刻みで短い呼吸になっている
これは自宅でのチェック法。
病院では肺年齢を調べることができるそうです。
肺活トレーニング
安心してください。肺はトレーニング次第で若返させることができます。肺は風船のようなもので自分自身でふくらんだりしぼんだりはできません。
肺を動かしているのは周りの筋肉。
肋間筋、横隔膜、腹筋を鍛えると肺が若返るための肺活メニューは2つ。
・肩甲骨ストレッチ
・大胸筋トレーニング
肩甲骨ストレッチ
その1:肩甲骨の上げ下げ
- 肩幅に足を広げる
- 息を吸いながら両肩を上げる
- 一気に吐き出しながら両肩を下げる
両肩を上げるときは肩甲骨を寄せるイメージです。1日4回繰り返します。
その2:肩甲骨回し
- 肩幅に足を広げる
- 左右の指先を肩をのせる
- 胸をはる
- 腕全体を前から後ろに5回まわす
肩甲骨を意識するのがポイント
その2:肩甲骨伸ばし呼吸
- 肩幅に足を広げる
- 目の前に大きな木をイメージ
- その木の幹に両腕をまわす
- 口から10秒かけて息をはきながら、ひざを軽くまげ、おしりを引く
- 両腕を伸ばし、肩甲骨も伸ばす
- さらにもう一息吐く
- 体を起こして左にひねりながら10秒かけて吐く
- 体を起こして右にひねりながら10秒かけて吐く
映像がないと難しいかもしれませんね。
大胸筋トレーニング
- ゴムバンドを用意(破れたストッキングで代用可能)
- 両足を肩幅に開いて立つ
- 両腕を肩の高さで水平に前に伸ばす
- 息を吸いながら両手を左右に広げる
3行まとめ
・息をはけば、勝手に吸えてしまう
・肺の周りにある呼吸筋を鍛えれば肺は若返る
という内容でした。いかがでしたか?
肺活で吐くことを意識すれば、肺を若返させることができます。
肺活で声量アップも夢ではない!・・・かもね